【二葉の里】恵比寿天の御朱印ゲット!饒津神社(にぎつじんじゃ)ガイド
広島駅周辺にある二葉山山麓(ふたばやまさんろく)七福神めぐりの1つ饒津神社(にぎつじんじゃ)で恵比寿天の御朱印を頂いてきたのでその時の様子を交えてご紹介します。
圧巻の鳥居と恵比寿さん
七福神めぐりで一番西に位置する場所にある饒津神社。
なんて読むの?!なかなか一発で読める人は少ないと思います。
なんと饒津(にぎつ)と読みます。私も最初読めませんでした(笑)。地元では「にぎつさん」と呼ばれ親しまれています。
さてまず最初に、目を奪われるのが木造の鳥居です。
私は初めてみたのですが、圧巻としか言いようがありません。木材ならではの重厚感。大きくそしてどこか温かさを感じます。ちなみに神社を囲む塀も木材で作られていました。狛犬も大きく躍動感があります。
鳥居をくぐって左側に七福神の恵比寿天があります。恵比寿天は色々な所説がありますが日本神話の伊邪那岐、伊邪那美の第3子(蛭子命)、もしくは大国主命の子という説が多いようです。日本古来唯一の神様で、商売繁盛や大漁追福、五穀豊穣などのご利益があります。恵比寿天の周りには儒学者など色んな方の慰霊碑がありましたので是非ご覧ください。ここで注意点ですが、蚊が飛ぶ時期は虫よけ対策必須です!めっちゃ刺されましたw
少し歩き階段を上り向唐門から境内に入るとすぐ左に社務所があります。
御朱印はここでもらえますが、新型コロナウィルス感染拡大防止として今回はあらかじめ準備されていたものが置いてありました。
訪れる際はHPや電話で確認してくださいね。
饒津神社とは
饒津神社(にぎつじんじゃ)は、1706年広島藩主であった浅野綱長が広島城鬼門の方角当る明星院客殿西方に浅野長政の位牌堂を建立したのが始まりで御祭神は
- 浅野長政命(あさの ながまさのみこと)
- 浅野末津姫命(あさの まつひめのみこと)
- 浅野幸長命(あさの よしながのみこと)
- 浅野長晟命(あさの ながあきらのみこと)
- 浅野長勲命(あさの ながことのみこと)
浅野長勲命はなんと初代広島県知事なんですって!知らない人はきっと多いはず。
饒津神社は芸州鎮護、文武両道の神が祀られている神社になります。
芸州・・・安芸国(広島県)の別称。
鎮護・・・わざわい・兵乱などをしずめ、国などの平和を守ること
原爆の爆心地から1800mの位置にあったため、全ての建物は一度焼失してしまっていますが石造物である手水鉢や灯篭はひび割れ、変形していますが補修せず、被災の証としてそのまま残されています。被爆松もあったのですが、最後の1本は2003年に枯れてしまい、切り株の一部が保存されています。ほかにも色々な碑があるので参拝される際は是非見てみてください。
ちなみに饒津の意味ですが
饒…じょう・豊・食物やものが十分である。土地が肥えている。
津…港・船着場・川辺・海辺。
「広島の町が物が豊かな水の都となるように」との思いが込められているそうです。
饒津神社へのアクセス
〒732-0057 広島市東区二葉の里2丁目 6-34
TEL:082-261-4616 広島駅北口から徒歩15分
開門時間:6:00~18:00
授与時間 9:00~17:00 饒津神社ホームページはこちらから
拝観料 無料
駐車場は数台以上境内に停めれます。トイレはあり。(場合により使用禁止があり)
七福神やその御利益については明星院の記事に書いてありますのでこちらをご覧ください
七福神とは?七福神めぐりのご利益って何?についてはこちらから
まとめ
- 七福神めぐりでたくさんの災いから逃れて多くのご利益をもらおう!
- 浅野家ゆかりの神社!
- 被災の証が多く保存されている!